12月10日。隼Lab.オープンに合わせて竣工式ならびにオープニングイベントを開催しました。心配していた天候にも恵まれ、約1,000人という本当に多くの方に見守られながらのオープンとなりました。
公民連携で新たに生まれ変わった隼Lab.
出資企業・入居企業関係者や八頭町隼地域の活性化やまちづくりを支える地域関係者など、このオープンまで支えて応援してくださった関係者様が多くご出席くださいました。
新たに増築したテラス部分で、みなさまとまずは完成して無事にスタートできたことの喜びを分かち合いました。
竣工式後は、株式会社シーセブンハヤブサ主催のオープニングイベントを出来上がったばかりの隼Lab.で開催しました。
当初予想していた来場者数を遥かに上回る多くの来場者の姿は、私たちの記憶から消えることはありません。
これだけ多くの方に見守られている。関心を持ってくださっている。
そう思うと、こみ上げてくるものがありました。
鏡開きは、株式会社シーセブンハヤブサ出資企業と、閉校までこの隼小学校に通っていた小学生の子供たちで行いました。
「通っていた小学校が新しくきれいになって嬉しいです」
「遊びに来たいです」
以前小学校だった面影を残しつつ、新しくなった空間を子供たちも喜んでいました。
この場所でともにチャレンジしていく入居企業の方に、企業プレゼンテーションを行っていただきました。
各企業がどんな期待をもってこの場所でどうチャレンジしていくか。
生の声で聴くことができ、その熱量と魅力ある内容に心が躍ります!
入居企業それぞれが持つ強み。それが交わった時にさらにまた新しい強みが生まれる。そういった動きが隼Lab.では可能であり、ここの魅力の一つです。
当日は、隼Lab.の利用イメージや可能性を知っていただきたいとの想いから各スペースでは料理教室やワークショップ、物販、絵本の読み聞かせなど様々なイベントを開催しました。
コワーキングスペースを利用して開催されたTIA KIDSによる親子プログラミング教室では、小学生のみなさんが簡単なアニメーションとゲームの完成を目指して親子で挑戦しました。難しいイメージのあるプログラミング。ですが、受講した子供からは「楽しかった。またやってみたい」の言葉も聞かれました。
子供たちでも楽しめるゲームを通して学ぶことでハードルも下がり楽しむことができるんですね。
見学希望の方もとても多かったです!
シェアライブラリーでは絵本の読み聞かせを開催。新しい絨毯スペースに、大人はもちろん子供たちもリラックスして絵本の世界を楽しんでいました。
このシェアライブラリー。入居企業の方をはじめ、一般の方にも自由に本を読んだりくつろいでいただけるスペースです。
幼児・児童向け絵本をはじめ、企業の方がおすすめされるビジネス書も多数あり、今後も増やしていきたいと思っています。
本を通して『ひと』を感じコミュニケーションが図れる場所。そして、仕事の合間の息抜き、方の力を抜いてリラックスできる場所を目指しています。
*シェアライブラリーでは絵本の読み聞かせを開催しました。絨毯スペースでゆったりとした時間を楽しんでおられました。
ワークショップルーム(元図工室)やシェアキッチン(元家庭科室)でも専門講師によるイベントが開かれ親子連れを中心に賑わいました。
各種シェアスペースは、町内をはじめ町外、県内外のどなたでもご利用いただけます。
ワークショップルームで木工作品の製作を行ったり、家具つくりやアクセサリー作り。
シェアキッチンでは、各種料理教室をはじめ食品加工の試作や個人・グループでお料理を作って楽しむといったご利用もできます。今回は、焼き菓子とコーヒー専門店の方にお菓子作りとラテアート体験を開催していただきました。ママやパパのために子供たちが一生懸命ラテアートを描いている姿、とても可愛らしくて和みました。
オープニングイベントでは、地域の方にもご協力いただき、お餅つきや太鼓の発表が行われました。会場内が常に賑やかに、あたたかい空気に包まれていました。
隼Lab.は、企業や行政のみでなく、地域の方のご協力も欠かせません。今後も一緒になってこの場所で『楽しい!』を作り広げていきます。
この日を迎えるまで、ご協力いただきましたみなさま、ご支援いただきましたみなさまには、本当に感謝の気持ちしかありません。
お一人お一人が隼Lab.、隼地域、そして八頭町全体への想いを強く持ち、未来に期待している。
この場所から常に前を向ける勇気を感じられ、地域や行政、企業と連携をとりながら、地域課題の解決や起業サポートといった新たな取り組みに全力で取り組みたいと思います。
そして、企業だけでなく地域の方をはじめどなたでもご利用いただける場所ですので、この場所で何か初めてみたい、チャレンジしてみたいと思われる方はぜひ、一緒に考えて始めてみましょう!
みなさんに愛されるよう、前を向いて進んでいきます。