「いつかやってみたい」に隼Life Schoolでチャレンジしませんか?

5月11日(土)より、隼Lab.で「隼LifeSchool」(以下、隼LS)という新企画が始まります。

コンセプトは、大人の趣味を楽しむ講座。

 

暖かくなってくると、人間の本能なのか、何かむくむくと気持ちが膨らんでくるのを感じませんか?新しいことをはじめてみたくなったり、もっと小さなことで言えば、お財布を買い換えてみよう、たまには料理してみよう、など。

 

私(隼Lab.マネージャー)の最近の小さな“やってみたこと”は、穴が空いて着れなくなってしまった服を直したことです。たったそれだけのことですが、ずっと畳んだまま放置していたものです。ずっと、「いつか直そう」と思っていたもの。

直すのにかかった時間はほんの数分でしたが、やってしまうとスッキリして、「今度は服を自分で作ってみようかな!」と次なるチャレンジにも意欲が湧いてきました。

 

さて、話を隼LSに戻して。

隼LSは、そんな「いつかやってみよう」に取り掛かる、きっかけの一つになる講座です。

対象は、大人。「一日限りのワークショップ」や「親子で参加できる」だと、どうしても内容が簡単なものになってしまいます。全4回を通して、きちんと大人が“学べる”講座にしようと企画することになりました。まさに、大人のための“習いごと”のような講座です。

 

一般的な“習いごと”だと、「週に一回必ず」「月謝を払って」…と、どうしてもハードルが上がってしまいます。隼LSは、約2ヶ月間の期間に全4回を受講する講座です。2週間に1回くらいのペースで、実践と座学を通して知識や技を深めることができます。

初回のコースは「レザークラフト」と「コーヒー」の2コース。日程はそれぞれ、以下の通りです。

 

今回は、先に始まる「レザークラフトコース」について、マネージャー目線でご紹介させてください。

レザークラフトコースの講師は、岡山県西粟倉村を拠点に活動する渋谷カバンの渋谷さんです。

隼Lab.がある鳥取県八頭町から岡山県西粟倉村までは、車で40分ほど。渋谷カバンの工房は、川に沿った道沿いにある古民家です。ごうごうと流れる水の音と、暖色系のあかりが落ち着かせてくれる渋谷カバンの工房。見渡すと制作に使う道具が綺麗に並べられていて、渋谷さんの性格も垣間見えます。

 

そんな渋谷さんが今回の講座のために作ってくださったのが、こちらのメガネケース&ペンケース。使いやすさと見た目の美しさを兼ね備えたデザイン。バッグから、使い込まれたこんな革アイテムが出て来たら、かっこいいなあ。そういうさりげないところに、「センスのよさ」は現れる気がします。

サンプルを受け取って、まず「ほお!」と声が出たのは、革のすべすべした触り心地のよさ。

 

そして、この鮮やかでありながら落ち着いた、絶妙な色味。

こちらの5色の中からお好きな色で作ることができます。

そもそも、動物の皮がどういう工程を経て革になり、こんな素敵な色に染められるのでしょうか。その辺りも、今回の講座の中で知ることができます。

 

そしてもう一つ、手帳カバーとブックカバーも、どちらか作ることができます。

つまり、

ペンケースor眼鏡ケース

手帳カバーorブックカバー

全4回の受講を通して、計2作品を作ることができるということです。

 

座学では、専門的な分野に踏み込んだ革のお話や、渋谷さん自身の職人としてのあゆみなど、惜しみなく教えていただく予定です。

レザーのワークショップは他でも受けることができますが、「学ぶ」という姿勢で知識や技を得られるのは、なかなか無い機会。しかもオリジナルデザインの作品もお持ち帰りいただけるという、とても贅沢な内容です。