ローカルコワーキングサミットを開催!次回は津山に決定。

11月29日(金)、隼Lab.に3県6拠点のコワーキングスペース運営者が集まり、ローカルコワーキングサミットを開催しました。19時の開始時間に合わせて、約60名の参加者の方々にご参加いただきました。

 

前半は、各拠点の運営者によるプレゼンテーション。(隼Lab.は割愛)

 

【コミュニティ・デザイン・ラボ(CDL)】鳥取大学

鳥取大学が運営するCDLは、大学ならではの「学生と地域を繋ぐ」という視点での取り組みの紹介が中心となりました。大学敷地内にあるという特徴もあり、学生の居場所としての利用が多いのが特徴です。後のトークセッションの中でも、若者や学生を巻き込むという話題につながるヒントとなりました。

 

【SUIKO WORK CAMP】スイコー株式会社

倉吉市でスイコー株式会社が運営する、SUIKO WORK CAMP。コワーキングスペースの奥にはスイコー株式会社のオフィスがあり、スイコー株式会社のオフィスの一部を、一般利用も可能としているようなイメージに近いでしょうか。コワーキングスペースは、スイコー社員と一般利用者の交流の機会も生み出しているようです。eスポーツ大会や、結婚式の開催など、ユニークなイベント開催も印象的でした。

 

【コバコ Work&Camp】コバコ株式会社

兵庫県佐用町、佐用駅の目の前にあるコバコWork&Camp。空き店舗をリノベーションして作った空間は、コワーキングスペースとしても運営しながら「泊まれる」ことも大きな特徴です。過疎化に伴い、かつては賑わっていた駅前の通りも寂しくなってしまった中で、「再び人が集う場所を作る」という想いが形になったコワーキングスペース。働ける、泊まれる、さらにはカフェ営業もしており、気軽に立ち寄れるニュースポットになっています。

 

【NEXT.】株式会社アクシス

来年、鳥取駅前にオープン予定のNEXT.は、多様な働き方や、それを可能とする「コワーキングスペース」を知ってもらうきっかけとしての場所作りを目指しています。運営主体である株式会社アクシスは、隼Lab.にもオフィスがあり、鳥取駅前のNEXT.と八頭町の隼Lab.での連携も今後可能になりそうです。

 

【INN-SECT】レプタイル株式会社

岡山県津山市に12月16日にオープンする、INN-SECT。これまでにも同市でコワーキングスペース「アートインク津山」を運営してきたレプタイル株式会社が、津山信用金庫の支店跡地をリノベーションし、3階建ての「INN-SECT」をオープンさせます。「津山を楽しむ3rdプレイス」をコンセプトに、1階は仕事もできるくつろぎのカフェ&バー、2階はひとりでもグループでも宿泊できるゲストハウス、3階は24時間利用できるコワーキングスペース&シェアオフィスとして運営されます。

 

これらに加え、隼Lab.のコワーキングスペースが加わり合計6拠点の運営者が集い、後半は会場を巻き込みながらのトークセッションが開催されました。いかに地方でコワーキングスペースを運営するか、地域におけるコワーキングスペースの役割と可能性…などが話題となる中、参加者からは様々な視点からの質問が投げかけられました。

 

会の終わりには、サミットらしく共同宣言も。今後のコワーキングスペース間の連携と、そして次回の開催地がその場で発表されました!第二回ローカルコワーキングサミットは、津山での開催です。今回は来れなかった方も、また今回参加された方も、次回はさらに深めた内容での開催になりますので、ぜひおいでください。

最後になりますが、今回のイベントに参加してくださった方々はもちろん、協力いただいた各拠点運営者のみなさま、開催にあたりご協力いただいたみなさまに感謝します。お忙しい中、ありがとうございました!