ドローンによる物資配送の実証実験を実施

3月20日(月)に行われたドローンによる物資配送の実証実験について、3月21日(火)の日本海新聞朝刊に記事が掲載されました。

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当実証実験は、民間企業の知識や技術を活用して地域課題解決を図ろうと、2021年に町や地元金融機関などが締結した「八頭町未来の田舎(まち)プロジェクト」の一環として実施されたものです。国内でドローン配送事業を行うセイノーホールディングス(岐阜県)とエアロネクスト(東京都)、アクシス(鳥取市)が参加し、陸上輸送との連携で行われました。

配送用に開発された縦1・7メートル、横1・5メートルの大型ドローンは、隼Lab.を離着陸地点として、備蓄倉庫内の防災用品やネット経由で注文を受けた飲食店や地元スーパーマーケットの商品を積み込み、同町志子部集落と「道の駅はっとう」(同町徳丸)に自動運転で配送しました。

ドローンの離着陸時には関係者の他、地域の住民の方々もその様子を見守りました。実際に人々の日常生活の中でドローンが活用されるには、地域の方々の理解・ご協力も欠かせません。八頭町内でもスーパーの閉店などによる買い物問題や、過疎地での物資配送に関する問題、災害時の対応など、地域ごとにさまざまな課題を抱えています。民間、行政、地域住民が連携し、新たなテクノロジーを活かしながら、安心して心豊かに暮らせる未来の田舎づくりを目指し、今後もさまざまな挑戦に取り組んでいきます。