長野県東御市で「パンと日用品の店 わざわざ」をはじめ、現在4店舗とオンラインストアを運営する(株)わざわざ代表取締役の平田はる香さんをお呼びしての講演会を、3/16(土)に開催しました。年明けのイベント告知から、わずか2日間で定員50名を上回るお申し込みをいただき、当日は約60名の方にご来場いただきました。
(イベントの告知内容はこちら)
前半40分は、平田さんによる講演。これから6月頃までは全国各地での講演会がまだまだ続くとのことなのでこれから講演会を聞く方々のために詳細については触れませんが、参加者の皆さんはそれぞれにメモを取りながら学びを得ている様子でした。わざわざのお店についてや、会社として掲げるスローガン、経営の考え方、仕事との向き合い方など、わかりやすい言葉を選びながら核心をつく、平田さんの鋭い視点に皆さん深くうなづいていらっしゃいました。
休憩時間には、会場の後方に用意された「出張図書館」も大好評。今日のために、鳥取県立図書館と船岡図書館(=隼Lab.の最寄りの図書館)の司書さんが、講師に関連する本や、講演会の参加者の皆さんが関心を持ってくださいそうな本を選書してきてくださいました。実は、本イベントを担当した隼Lab.コミュニティマネージャー・諸岡も、実際に県立図書館に伺い選書をお手伝いさせていただきました!
後半は、弊社〈(株)シーセブンハヤブサ〉代表取締役・古田琢也をまじえてのトークセッション。地方での起業、複数業態の店舗運営、起業して十数年など、経営者としての共通点を持つ同士ならではの会話によって、平田さんの哲学がより深く引き出され、時には平田さんの正直なこぼれ話に会場に笑いが起きたりと、リラックスしたムードであっという間の30分間でした。
その後、皆さんお待ちかねの会場からの質疑応答タイム。申し込みの時点から、「平田さんに聞いてみたいこと」の欄に具体的な質問を書いてくださる方が多く熱量を感じていましたが、実際に会場からは途切れることなく質問の手が上がりました。終了後、平田さんとも話しましたが、皆さんそれぞれに事業をされていたり何か取り組まれていることがあって、実際の”悩み”や”迷い”からの切実な質問が多かったのが印象的でした。また、今回は「平田さんの話が聞きたい!」という熱意から遠方からの来場者も多く、なんと岡山・広島・滋賀・東京からも。主催者としても驚きの反響でしたが、その分皆さんしっかりと前のめりに参加いただけたことが大変嬉しかったです。
約2時間の講演会終了後には、平田さんが名刺交換・サインに応じてくださいました。長蛇の列になり、時間いっぱい応じていただく形になりましたが、平田さんがお一人お一人と丁寧にお話ししてくださり、参加者の皆さんも喜んでいただけている様子でした。
改めて、お忙しいスケジュールの中お越しいただき自らの経験の中から見出された考えや視点を惜しみなくお話しくださった平田はる香さん、本講演を楽しみにご参加いただいた皆様、そして企画をサポートしてくださった出版社のサイボウズ式ブックスさん、関わってくださった皆様に感謝いたします。また隼Lab.では今後も、それぞれの事業や活動に取り組む方々が新たな学びを得られる機会を提供してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします!