等身大のオリジナル力士を、チームで協力して作るワークショップ。
鳥取県立美術館の開館1年前カウントダウンイベントが、隼Lab.にて開かれました!
いよいよ開館を1年後に控えた鳥取県立美術館。相撲×アートで県内各地を盛り上げるべく、巨大紙相撲大会を開催。3月31日(日)の本場所では、土俵をどんどこ叩く紙相撲対戦、最強力士を決定します。その本場所を前に、「巡業」と題して開催された今回のワークショップ。東部・中部・西部の全5ヵ所にて、チームで協力し合いながらダンボール製の等身大力士を制作しました。
巡業の東部会場の一つとして選ばれた、隼Lab.体育館。
巨大紙相撲?高さ180cmの紙力士?ダンボール?アート…?一体どんな力士が誕生するのか…。
僭越ながら、”はやぶさ部屋”の”親方”に任命された、隼Lab.コミュニティマネージャー山﨑。
3/16(土)、巡業地へ乗り込みました!
各巡業会場によって付けられる部屋名。
八頭町の隼Lab.で開催されたため、”はやぶさ部屋”と命名しました。
参加された方々は子どもから大人まで、ご家族連れが多く、中には親子3世代で編成されたチームも…!鳥取市、八頭町といった東部にお住まいの方はもちろん、中部の北栄町からお越しの参加者もおられました。
NHK番組チームは、作りながら取材もするという立ち位置で参戦。
(この様子は4月に放映される予定です)
講師は、美術ユニット「KOSUGE1-16」の土谷享(つちや・たかし)さん。巨大紙相撲イベントを全国で開催しています。
「小さな紙相撲だと一人で作れてしまいますが、大きくすることで皆で力を合わせるチーム力が大切になります」とのこと。
チームでアイディアを出しあい、思い思いのオリジナル力士を2時間かけ作っていきました。その大きさ、普通の紙相撲とは違い、本物力士さながらの等身大サイズ。縦180cm、横90cmのダンボールに下書きをした後、力士の姿にカッターナイフで切り抜きます。
イメージに近づけるよう、色付きのテープやペンで彩色します。
その間には、寸法や手の位置などをスタッフに確認してもらう”新弟子検査”も。
動物をモチーフにした作品、背中に甲羅を背負った力士、バナナを武器にする力士まで、さまざまなダンボール力士が完成しました。
早速プレ取り組みをして力士の出来栄えを試す姿も見られ、本気で勝ちに行く意気込みバッチリです◎
体育館という広い場所で、思いっきりダンボールを切ったり色を塗ったり、ブーメランにして遊んだり…。それぞれしっかり楽しんでいる様子が見受けられました。アートがきっかけで地域が盛り上がること、とても嬉しいです。
県内各地で開かれたこの”巡業”ワークショップは、総勢154名が参戦。自慢の最強力士と共に、今月末に倉吉市で行われる巨大紙相撲大会”本場所”へ出場します。
本場所は3月31日(日)13時から、倉吉未来中心で開催。観覧自由。申込不要で、出入りも自由です。県内各地で誕生した総勢32体の力士が、鳥取県最強のダンボール力士を目指し、熱い戦いを繰り広げます。開館を1年後に控える県美の近くへ足を運び、ぜひ推し力士を見つけて応援してみては?
もちろん私も親方として、熱い声援を届けるため駆けつけます!
当日の様子もレポートしますので、お楽しみに☺